フランチャイズ時評バックナンバー

黒川孝雄の美

「フランチャイズ・ショー2011」を振り返る

1.内容充実のフランチャイズ・ショーであった

2011年3月8日より10日まで、東京都江東区有明の東京国際展示場「東京ビッグサイト」で第27回「フランチャイズ・ショー2011」(主催日本経済新聞社、特別協力:日本フランチャイズチェーン協会)が開催された。
 今年のフランチャイズチェーン出展社はフードサービス業38社(前年比7社減)、小売業13社(前年比7社減)、サービス業61社(前年比12社増)、合計112社であり、前年比1社減であった。
 フランチャイズ本部の新規出展比率(今年初めて出展した本部の全体に対する比率)は44.6%であり、ほぼ昨年並み(46.9%)である。過去に1回も出展していない本部も増えた。筆者はかねて「1年のみの単独出展は意味がない」と言い続けてきたが、複数回数出展社が半数強となっており、今後の出展が期待できる。

 更にビジネスパートナー募集20社(前年比3社増)、フランチャイズ支援ビジネス6社(前年比2社増)、フードサービス開業支援ビジネス7社(前年比2社増)、フランチャイズ無料相談、情報、出版10社(前年比1社減)を合計すると155社で、前年比5社増である。
 細かくコマ数を見ると、2010年が270コマに対し、今年は256コマで、前年比95%であった。例年20コマ等の大型出展が見られたが、今年は物語コーポレーションの10コマ、ランシステム6コマ、アクロス6コマが目立つ程度で、後は4コマ、3コマ、2コマ等であり、1コマ出展が圧倒的に多かった。
 即ち、新規出展社はトータルで増加したが、大コマの出展社が減少したため、通路が昨年以上にタップリ取れ、会場に余裕ができて、全体をゆっくり廻ることが出来る配置となり、来場者にとっては非常に判りやすい全体像となった。

 今年の来場者数は28,583人で、昨年の29,676人を若干下回った。(96.3%)今年は昨年同様、“街づくり、流通ルネサンス”の一環であり、フランチャイズ・ショーが減少したと言うより、全体がやや減少したのである。
 丹念に入場者数を調査してみると、今年は過去10年中の第5位であり、それなりに健闘した年であった。


振り返れば、2005年、06年、07年は日本経済が過去最長の好況に沸いた時代であり、不況が叫ばれる昨今の日本経済を見るならば、今年の「フランチャイズ・ショー2011」は健闘の年であったと評価しても良いだろう。
 事実、1コマ出展の新規出展社に意向を聞いてみたところ、「ソコソコの成果はあった。来年も出展したい」という前向きの回答であり、介護、学習塾、リユース等時代のキーワードとなる出展社も増えた。「内容も充実した年」と感じた。

2.フードサービス業

出展社38社(うちフードコート5社)のうち、新規出展社は16社であり、新規出展社比率は42%であり、昨年より11%低くなった。要するに多年度出展社が増加したのである。
 フードサービス業のラーメンは6社であり、昨年の5社と比較すると1社増である。特にフードコートでは重光産業が味千ラーメンと桂花ラーメンの2チェーンを出展していたのが特徴的であった。
 弁当、高齢者宅配弁当は4社であり、昨年の5社に比較すると1社減であった。また、カフェは4社出展であり、昨年の2社に比較して倍増である。パスタは2社であり、2社増である。
 フードサービス業の中で一際目立つたのは、物語コーポレーションの10コマ出展で、昨年同様フードコートの前面という絶好の好立地であり、1日5回(丸源ラーメン3回、焼肉きんぐ2回)のセミナーは3日間ともすべて満席で埋め尽くし、セミナーの後、肉そば(ラーメン)、焼肉の2種類を試食させていた。筆者も試食させてもらったが、ラーメンと焼き肉は熱々であり、お盆に載せて、冷たいお茶まで付けて、至れり尽くせりの試食であった。
 焼き肉で気になったのは、昨年の煙と臭いであった。会場にみえた執行役員の方に、今年の対策を聞いたら、わざわざ厨房までご案内頂き、自社負担でダクトを引いて、外部に煙と臭気を排出していることを説明され、「相当の金額の負担になったが、このFCショーの場はフランチャイズの共同のインフラであり、会場を汚してはいけないので、ダクトを引いた」との説明であった。やはり、単に聴衆を集めるだけではなく、会場全体に対する気配りは、他の会社も参考にしたいものである。
 これだけの会場運営をするためには、十年近い経験の積み上げと毎回の工夫が施されており、昨年との運営の差を調べるだけでも、大きな参考となる。因みに、同社のコーナーでは、予算と言う言葉が使われていたが、昨年は集めた名刺の数が予算であったが、今年はお客様から集めたアンケートの枚数が予算であり、今年の予算は達成できたそうである。
 5年前にブームを呼んだライセンスビジネス(パッケージ販売のみで、継続的指導やメニュー開発を行わない擬似的FC)は、今年はフランチャイズのセクションでは皆無であった。(飲食開業支援ビジネスに1社あった)
 今でも関西や一部のサービス業でライセンスビジネスもしくはコンサル的支援があるけれども、所詮一時的ブームであり、大規模チェーンに発展した事例はない。フランチャイズ・ビジネスと継続的指導は付き物であり、むしろ必須アイテムと考えた方が現実的である。

3.小売業

小売業は13社で昨年比7社減である。新規出展は6社で、新規出展比率は46%であり、ほぼ半数に達している。
 リサイクル、リユースは循環型ビジネスモデルであり、時代を反映して7社出展で、昨年と同数である。化粧品販売は2社で昨年比1社減である。
 リサイクルの今年の特徴は、中古携帯電話の販売が2社新規出展したことである。携帯電話も値段が上がり、リユースの市場が出来たことは新聞で読んだが、早くもフランチャイズ化した新しいビジネスモデルである。
 小売業で特に注目したチェーンは“アトムチェーン本部”である。「地域の電器店」を応援するチェーン本部である。比較的安い価格で各種電器製品を納入して、テレビ東京の「ガイアの夜明け」で「巨像に立ち向かえ」というテーマで紹介されたチェーンである。会社説明書に「ガイアの夜明けDVD」が添付されており、量販店、巨大店に立ち向かう地域店たちの闘いとして08年7月22日にテレビ東京で放映された内容であった。
 担当者に説明を聞いたところ、電器量販店とほぼ同じ価格で売れる納価で収め、修理、設置はメーカーではなく、アトムチェーン店が行うため、お客様の評判も良く、2011年2月1日現在で全国887店を達成しており、北海道から沖縄まで全国にチェーン店があるそうである。
 但し、店舗名は既存の店舗名を付けているため、これをフランチャイズ・チェーンと呼べるかどうかは微妙である。(イメージの統一がなされていない)
大手家電メーカーからは、目の敵にされており、最近では家電小売店のみではなく、ガス店、リホーム店なども広く募集しているそうである。電器店の技術が無い点は問題であるが、大手メーカーとの争いが無いのが助かるとのことであった。会社案内書には「仕入れ」「販促」「情報」に自信ありと記されているが、確かに販促チラシは種類豊富であり、1店舗のみでは作れない内容である。ロイヤルティは仕入れ額の2~3%であり、もしチラシ通りの技術があるならば、電器製品を買いたいチェーンである。家電修理はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ビデオ・DVD、レンジ等多様である。
各種工事としてはアンテナ工事、照明取替、温水便座取付工事、水道工事、オール電化工事等が並んでいる。街の電器店ならば技術があるだろうし、ガス店、リホーム店でも技術研修をしっかりやれば、出来る修理、工事である。 高齢化社会に適した業種として検討する余地はあるだろう。
 コンビニはサークルKサンクス1社のみの参加である。サークルKサンクス社の説明によれば、法人加盟店を獲得して、複数出店を加速したい意向であった。昨年に続き2年連続の出展は、昨年に何がしかの収穫があったのかも知れない。
100円ショップは遂に、1社の参加も無かった。

4.サービス業

 サービス業は61社で、昨年の46社に対して15社増加であり、過去最多の参加社数である。新規出展社は27社であり、新規出展比率は44%であり、一昨年の50%超と比較すると安定化傾向にあると言える。
今年最大の出展社数を誇る業種は学習塾、各種学校であり、実に18社(うち学習塾は16社、昨年比2社増)に登り、昨年比1社増加である。
今年、昨年以上に学習塾が増えた理由は、“子ども手当”の支給が一つの要因と考えられるが、日経新聞のデータ(第28回サービス業総合調査)によれば、2010年の予備校・学習塾のマーケットは前年比0.9%増加であり、「子ども手当」の増収効果については回答企業の43.9%が「ほとんどない」と回答している。むしろ追い風となりそうなのは11年4月からの学習指導要領の改訂である。ゆとり教育からの揺り戻しのため、質の高い教育サービスへの需要が高まることになりそうである。(日経MJ10年11月10日)
 学習塾、予備校のマーケットは極端に伸びている訳ではない。むしろ微増である。その中で個別学習塾のみが増大を続けることは考えにくい。やはり個別学習塾の中でも、他社と差別化した教育方法を確立し、生徒の成績を向上させる学習塾のみが生き残れるのは、当然のことである。
 学習塾に続いて多いのは介護関連(レンタル含む)で10社であり、昨年の4社に比較すると2.5倍である。介護保険の人件費見直し、人手不足の緩和、高齢化の一層の進展などの影響であろう。人口の高齢化に伴い、介護マーケットは拡大する一方であり、今後もフランチャイズが拡大する分野であろう。デイサービスが多いには、フランチャイズ化し易いからであろう。
 エステ・美容は6社で、昨年の4社に比較すれば、2社増である。美容・健康は人類永遠の願望であるが、それだけ競争が激しく、新規参入、退出の多い業界である。
 複合カフェは2社の出展で、昨年と同数である。しかし、うち1社は複合カフェと同じブースで介護事業(デイサービス)も展開していたので、実質は1社と見るべきであろう。
 マーケットが縮小気味であることは日経新聞調査でも明らかであり、第28回サービス業総合調査では複合カフェは2.4%減少と伝えている。(日経MJ10年11月24日)また、投資額も1億円超と大きいこと等で、新規加盟が上位1~2社に偏ったことが理由であろう。むしろ、業界の再編、淘汰が進んでおり、勝ち組が明らかになった1年であった。
 介護、学習塾、エステ・美容、複合カフェ等時代のニーズの変化が出展社の増減に明確に現れ、フランチャイズ・ショーのサービス業の推移を見ていると、
これは時代の変化を示す鏡でもある。

5.セミナー

フランチャイズ・ショーに併せて開催される各種セミナーも見逃せない重要なものである。今年のセミナーはオープニングセミナー(無料)、フランチャイズ本部・新規ビジネス立上げセミナーは3本(受講料1万円)、「フランチャイズ徹底活用術」特別セミナー(無料)、フランチャイズ加盟者向けセミナー12本(無料)の4本立てであった。
オープニングセミナーは、日本フランチャイズチェーン協会土方会長のご挨拶、筆者の「FC業界の最新動向」に始まり、ブックオフコポレーションの佐藤社長による「捨てない人のインフラを目指すブックオフ」に続いて、グロビート・ジャパンの北条社長による「“ヌードル”が“ラーメン”に変わる日~世界へ向けてラーメン文化を発信する~」と題する講演が行われた。
 会場は事前予約者と、当日予約者で満席であったが、無理な入場は避け、完全予約制を徹底したものであり、非常に講演はし易かった。
 フランチャイズ本部・新規ビジネス立上げセミナーの一つとして、筆者は「本部立上げ初期に取り組む加盟店開発」を3月10日午前10時より13時まで3時間のセミナーを行った。来場者(受講料1万円)は約30人で、昨年より減少したが、全員最後まで聞いていただけた。質問も多数あったが、会場の関係もあり10分で打ち切り、それ以外の質問者は、筆者へのメール相談に無料で応ずることとし、最後に名刺交換を行ったが、実に20名の方と名刺交換をした。既に、メールの質問が来ているが、やはりこの程度のアフターフォローが、有料講演には必要であろう。名刺を見る限りでは、これから本部を始めたい会社や、加盟店開発を始めたい会社が多く、それなりにお役に立った模様である。
 3月9日13時半からの特別セミナー(無料)、「現役フランチャイジーから学べ。“フランチャイズ徹底活用術”」は、現在フランチャイズ加盟している方、これからフランチャイズ加盟する方に一番お勧めのセミナーであった。
 第1部基調講演は「経営は人づくり~フランチャイジーの挑戦~」は、田所商事の田所社長(モスバーガーの伝説のオーナーとして著名)の講演であり、モスバーガー7店のオーナーであり、地元の高校から「モスバーガーならアルバイトOK」と言われる程の信頼を集めている。
 第2部は「FC徹底活用術~フランチャイジーに開かれた可能性~」と題するパネルディスカッションであった。
 コーディネーターは「フランジャ」編集長として著名な波多野氏、パネリストはエムシーコーポレーション三浦副社長(コンビニ5店、アイスクリーム4店、介護施設等)、CSリレーション増田社長(アメニティーネットワークに加盟、携帯ショップ4店等)、タニザワフーズ谷沢専務取締役(ケンタッキー・フライド・チキン、吉野屋、リンガーハット、サブウエイ等8業態、96店舗を展開、年商89億円、わが国最大ノメガフランチャイジー)という豪華メンバーによるものであった。
 司会の波多野氏は、フランチャイズ専門誌フランジヤの創業メンバーであり代表取締役専務でもある。フランジャは2010年12月号で創刊10周年を迎えた老舗フランチャイズ専門誌である。
フランチャイズ加盟希望者向けセミナーは12本であり、無料参加のため、毎年満席の評判セミナーである。このセミナーは、中小企業診断士(含む弁護士、税理士、行政書士)のフランチャイズ研究会が12本中11本を担当しているが、毎月の例会で新規にセミナーを担当する講師に対しては、先輩講師より厳しい指導が行われ、レジメの作り方、話し方、内容に対する助言等についてアドバイスが行われる。レジメの内容も年々豊富になり、レジメだけでも立派なパンフレットとして活用できる。是非、加盟店希望者は来年も積極的に活用して頂きたい。

6.ガイドブック

一昨年から始まったフランチャイズ・ショー2011のための「ガイドブック」が、今年も作成され、入場の手続きと同時に1冊が手渡された。今年も会場の2つの入り口にガイドブック、会場案内図、フランチャイズ事業を始めるにあたって(中小企業庁編)等必要な書類がすべて揃えてあり、切れないように随時継ぎ足しも行われ、主催者の気配りが十分感じられるものであった。
 ガドブックは、これ1冊があれば、フランチャイズ・ショーのすべてが判る内容であり、勝れたパンフレットであり、事後に読み直しても十分中身のある冊子であり、今後の精読をお勧めする。

7.希望加盟者を集める方法


 参加企業から必ず聞かれる質問は「出展しても加盟希望者がなかなかブースに立ち寄ってくれない。どうすれば加盟希望者を集めることが出来るか?」ということである。確かに多数の加盟希望者を集めているブースもあれば、閑散としているブースもある。
 一般的に集客しているブースの共通要因は、

  1. 大きなブース(最低でも3コマ)を利用する、
  2. 1時間に1回程度のセミナーを開催する、
  3. ドリンク、食べ物を提供する等が集客の手法である。

しかし試食の提供は殆ど加盟店確保にはつながらない。単にブースを賑わすだけで、加盟店候補者の確保にはつながらない。但し、フードコートへの出展は意味がある。フードコートで試食して、美味しかったので加盟したという実話は複数の加盟者から聞いたことがある。フードコートは、単に試食するだけではなく、申込み受付窓口を設け、商談の場所が設けられるようになった。
 要するに加盟希望者をブースに沢山集める一般論的なノウハウは存在しない。各社毎に出展の回数を重ねて、集客のノウハウを自社で作り出す以外に方法はない。
 毎回、最多の加盟希望者を集める物語コーポレーションのブースを、今年は丁寧に視察してみたので、報告する。
 まず、毎朝開会30分前に、責任者毎にミーティングを開催していた。フードコートが目の前であるため、フードコートに各責任者ごとにスタッフミティングを開催し、昨日の報告と今日の方針を話しあうのである。単なる朝礼ではなく、予算達成(アンケート枚数の目標枚数)するための作戦会議を自発的に開催しているのである。
 最終日の3月10日(木)の午後5時以降に、約30名のスタッフ(中には外部のコンパニオンもいる)が椅子に座って終礼をしていた。興味を持ってみていたら、司会者、各責任者、エリアマネージャーから店舗スタッフ、本部スタッフ、外部コンパニオンに向かって、予算の達成状況の報告とお礼、来年度に向けての取り組みの方針を述べていたのである。
 昨年は全スタッフが一言づつ挨拶をしていたが、今年は、解体事業者からの要望で、40分程度に短縮して、終礼を開会したのである。
 所で、参加社は各社どのような目標、予算を立てるのであろうか?物語では、昨年は集める名刺の数であったが、それだけでは加盟店開発に有効では無かったそうである。そこで、今年は「お客様アンケート」の取集を予算として、毎日500枚を目標にしたそうである。フランチャイズ・ショーの席上、アンケートを毎日500枚以上集めることは至難の技である。そのために、商談室を設け、5脚の商談テーブル、20名の参加が出来るように設営されていた。単なる人集めが目標ではなく、実質的に加盟・応募に結びつくように仕組まれていることである。
 そして大切なことは、目標達成のために、毎朝の自主的ミーティングとショー終了後の終礼を行い、来年度に向けての目標を参加社全員で確認することである。
 毎年、毎年新しい目標を設定して、加盟希望者確保の有力な手段として、このショーを活用する逞しい態度は是非参加社全社に参考にして頂きたい。

8.「フランチャイズ・ショー2011」に対する評価

「フランチャイズ・ショー2011」に対する筆者の評価を述べたい。

(1)    この日本経済不振の中で、昨年以上の参加各社を集めた努力は高く評価したい。2010年には、8月にフランチャイズ・ショーを開催した事業者はあったが、事実上、日経フランチャイズ・ショーが唯一の全国的フランチャイズ・ショーであり、多分2011年も同じ傾向が続くと思われるので、主催者は来年度に向けて、更なる努力をお願いしたい。

(2)    主催者の気配りが随所で目立った。配布書類の充実、セミナー入場者の制限、会場整備係の配置(通路の真ん中でドリンクを配布する出展社にはコマの近くで配布するように注意、コマからはみ出す展示物は、コマの中に入れるような注意)等によって来場者も出展社も満足できる環境となった。

(3)    来場者数は、過去10年中5位の多さであり、今の経済状況を考えるならば、イベントとして成功と評価して良いであろう。

(4)    セミナーはいずれも好評であったが、中でも3月9日(水)の「現役フランチャイジーから学べ“フランチャイズ徹底活用術”」を第一番に推したい。是非来年度も続けて頂きたい。

(5)    中小企業診断士ブースにおける相談数も過去最多であり、加盟店希望者もFC本部設立希望社も内容の充実した相談が多かった。特に、従来多かった悪徳本部に加盟金をだまし取られたといった苦情は絶無であった。

フランチャイズ協会が行っている無料相談が、それなりの効果を発揮しているのであろう。フランチャイズ業界も進歩していることが実感できた年であった。

(6)    参加各社の反響も比較的よく、来年も出展したいとする出展社の声が多数聞かれた。

(7)    以上をまとめれば、第28回フランチャイズ・ショーは色々な困難を乗り越えて、成功したショーであり、今後も主催社は進歩を続けて頂きたい。

本文の無断引用は禁止いたします